遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。
本年も一人でも多くの勉強で困っているお子さんの力になれたら嬉しいと思っていますので、よろしくお願いします。
さて、私は塾業界に入って30年近くなりますが、数十年前と明らかに違うことが起こってきています。
それは「漢字を使わないお子さんがとても増えた。」ということです。
もちろん昔でも漢字の苦手な子や嫌いな子はいましたが、やはり現在の方が圧倒的に漢字を使わないお子さんが多いです。
学力が低いお子さんが漢字を使わないというのが一般的ですが、学力の高いお子さんでもよくひらがなで書くこともあります。
これはやはりワープロ機能がある、パソコンやスマホ、タブレットなどの影響はかなり大きく感じます。
「漢字を知らなくても変換してくれる」という安心感から漢字を書こうとしないお子さんが多くなっているように思います。
ただ、そのことで受験勉強に大きく支障をきたしていることも事実です。
以前は受験において漢字学習にそこまで時間をかけなくても問題ありませんでしたが、今では漢字の覚え直し、練習に相当な時間を取られることも多いです。
中学生で小学校で習う漢字が書けないというのも多く、実力テストや模試の漢字で得点を落としているお子さんもおります。
滋賀県の公立入試問題の国語では、小学校で習った漢字が出題されることも多く、正答率も高いです。
そんな状況であるのに漢字が苦手で書けないとどうなるかと言うと
「漢字で他の受験生に差をつけられてしまう」ということです。
いくら難しい読解問題で正答しても漢字で落としてしまうととてももったいないです。
読解問題や他の問題ができず、漢字までできなかったらどうなるでしょうか。
想像できると思いますが、かなりまずいですね。
世の中は、楽の後には苦労が来て、苦労の後には楽が来ます。
つまり、漢字を書くのが面倒くさいと言ってひらがなで書いていたり(楽をしていたり)すると、後で苦労するということです。
ぜひ、漢字を使うようにしてくださいね。
滋賀県の入試でも漢字の配点は20%あります。バカにできないです。
最近では、漢字を無理なく覚えられるアプリなどもあります。決してノートに書いて覚えなくても覚える方法はいくらでもあります。自分にあった勉強法で練習してください。
とにかく使うことが大切なので、意識して使っていきましょう。
では今日はこの辺で。
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