中1の英語が大変なことに

こんにちは。志祐舎塾長の堀畑です。

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

今年度から中学校の教科書が新しくなっていますが、英語の教科書はかなり難しくなっています。

新年度になるまでに英語の教科書が難しくなると塾業界の共有情報として常々訴えてきましたが、現物を見るまでは、やはり私たちもはっきりとはわかりません。

今では当然新し教科書を使って授業が進められているので、いつでも見ることができる訳ですが、本当に大変な教科書になっています。

今までの教科書なら、be動詞→一般動詞→疑問詞の疑問文→複数形→三単現のSのように文法を体系的に学ぶことができましたが、現在の教科書は小学校で学習している内容は理解できているという前提の教科書になっており、文法もいろいろな文法が少しずつ出てきます。

例えば、be動詞と一般動詞が同じユニットで出て来て、すぐにcanのような助動詞も出てきます。その後は、疑問詞を使った疑問文や不定詞、複数形、命令文、前置詞、一般動詞過去形(不規則動詞)、be動詞過去形など多種多様な文法が出てきます。

これだけの文法を理解するためには、小学校の英語の教科書をしっかり理解していなければなりません。もし、小学校の英語の授業を理解できていないのであれば、かなり厳しい状況に追い込まれます。また、これだけの文法を学びながら、単語量もかなり増えており、小学校の英語教科書に出てきた単語は覚えている前提となります。

これだけのボリュームでありながら、小学校では書くという指導はあまりされておらず、「読む」、「聞く」、「話す」という内容にほぼ絞られています。

小学校英語は英語に親しむという流れで授業が進められていると思いますが、中学校ではいきなり文法を理解する、英単語、英文を書けるということを求められるので、このギャップは大きいです。

このようなことから、子供たちは中学生になり、5月末の中間テストまでに英単語や英文を書けるようにしなければなりません。

今までの教科書なら簡単な単語や英文さえ書ければなんとかなりましたが、今の教科書だとそうはいきません。

このような背景から、現中1生は2極化が起こっているようです。

しっかり理解できている子と全く理解できない子との2極化です。

ある中学校の中1生の英語中間テストの平均点は約70点、期末テストの平均点は55点くらいでした。昨年までは中間の平均が85点くらい、期末が70点くらいです。

今までよりかなり平均点が下がっていることがわかります。

小学生のうちに英語を書けるようになっているといいのですが、書けない状態なら1学期で躓く可能性が高いです。

当塾の生徒さんでも小学生の時から通塾してくれている子は、対策をしてきたので問題ありませんが、夏期講習からの通塾生は立て直しが必要です。

夏休み中に何とかせねばという感じです。

一学期の状況が良くなく、夏期講習などにも参加されていない方は、今からでもぜひ何らかの対策を打ってください。これは塾人としての本気のお願いです。

2学期になると更に内容は難しくなり、差がどんどん広がります。

また、小学6年生のお子さんも今から準備をされることをお勧めします。

英語の対策ははっきり言って、中学校に入学後では間に合わないと感じます。

遅くとも小学6年生の冬からは対策したいものです。

詳しいお話をお聞きになりたい場合は、お気軽にお問い合わせください。

 本当に今の英語は難しいです。

彦根中央中、彦根南中、彦根東中、彦根西中、彦根中、多賀中エリアにお住いの小中学生のみなさん及び保護者の方、当塾にご興味ある方は、お気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

堀畑 正浩のアバター 堀畑 正浩 個別指導志祐舎 塾長

長年大手製造業に勤務をしていたが、知人から塾業界に誘われ、塾業界の魅力に取りつかれ転身。未来ある子供たちと関われる塾の仕事が今では天職だと感じている。
某地元塾に8年間勤務し、2000年に独立し、志祐舎 中央教室を彦根市に開校。2015年には市内戸賀町に戸賀教室を開校し、現在に至る。塾歴は27年。

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