こんにちは。
志祐舎塾長の堀畑です。
1学期の中間テストが終わり、多くのお子さんが得点アップしてくれましたが、
その中の2人の生徒さんを今回紹介させていただければと思います。
まず、現在中2生のMさんです。
Mさんはスポーツも非常に頑張っている子で、学校の部活動に加えて、地域のクラブチームにも入っています。
もちろん、そんな状況ですのでなかなか勉強の時間を確保することが難しいという面があります。
中学1年の1学期までは、家庭教師さんに指導をお願いされていたようですが、
一学期期末テストでいきなり英語がつまずき、平均点より14点低く、社会も平均点に満たない、5教科では平均+10点程度という状況でした。
このような状況の中、当塾には夏休みから夏期講習⇒入塾となったわけです。
夏休みは夏期講習を多く受講してくれましたが、2学期が始まるとクラブチームもあり、週1回の通塾で英語を受講となりました。
志祐舎では「すらら」というAI教材を導入しており、自宅でもネット環境とパソコンかタブレットがあれば、いつでもその「すらら」で学習することができます。
Mさんはその教材を5教科分受講してくれ、クラブチームなどで忙しい中、自宅でもコツコツ学習を続けてくれています。
当塾の学習スタイルは、すららで先取り⇒学校の授業⇒学校ワークや塾配布教材で復習⇒学校ワークなど3回以上の反復⇒すららのテストや紙テストなどで理解をチェック⇒復習⇒チェック。
このようなスタイルで進めています。
もちろん、塾内では勉強のしかたの指導を徹底的にしており、効率よく得点をアップできるようにしています。
そんなMさんですが、英語の得点は、定期テスト毎に平均+5点→平均+16点→平均+20点→平均+19点とかなり安定した状況になってきました。
5教科でも400点を超え、平均+100点近くにまで伸びてきています。
本当に週1回の通塾で5教科の勉強をこなしてくれているので良く頑張っています。
素晴らしいですね。
次に2人目の紹介となります。
この生徒さんも同じく現在中2生でSさんです。
Sさんは体験後、今年の1月に入塾いただきました。
Sさんは当塾に入塾する前、某大手個別指導塾で数学のみ受講していたようですが、徐々に下がっていくという状態でした。
かなり状態としては良くなかったのですが、英語だけは中1の2学期時点で平均点以上を取れていたので、私としては伸びる可能性が十分にあると考えていました。
英語という教科は、英単語や文法をしっかり積み上げていかなければならない教科ですので、面倒くさがるお子さんやコツコツ取り組むことが苦手なお子さんはすぐに悪くなってしまいます。その点ではコツコツできる要素があるように感じたわけです。
しかし、とは言え他の4教科は平均点を大きく下回っていましたので、簡単な状況ではありません。特に数学はかなり厳しい状況でした。
ただ、指導している中ではっきりと躓いている箇所を発見することができました。
正負の数の同符号と異符号の加減法で躓いていたのです。
ここで躓いてしまっていると数学のすべての計算に悪影響を与え、計算自体が正解になりません。もちろん、関数や図形でも計算は使いますし。文章題でも最終的には計算しなければなりません。結果が出ていないことは当然だと言えます。
そこで塾では、その弱点箇所を徹底的に指導、練習、反復し、克服してもらいました。
そうすると数学だけでなく、理科も良くなってきました。
中1の学年末テストでは、まだ大きな成果とまではいきませんでしたが、それでも5教科で45点アップしました。
中2生になり、勉強のしかたやコツを掴みだし、1学期の中間テストでは全教科が飛躍的に伸びました。
数学と理科があと少しで80点超え、他の教科もほとんどが過去最高点でした。
5教科の合計では350点を超えてくれたのです。
実に入塾前からは5教科で160点以上の得点アップとなりました。
今回ご紹介させていただいた2人の生徒さんは、なぜここまで順調に伸びてくれているのでしょうか?
当塾でも思うように伸ばせていない生徒さんが一定数存在するのは事実です。
伸ばし切れていない要因はいくつもあるのですが、
伸びる要因というのはある一定の項目に絞ることができます。
もちろん、細かく言えば要因は多岐に渡りますが、集約するといくつかに絞れます。
最大の要因は、素直さ、謙虚さだと思っています。
私は塾の仕事を始めて30年になりますが、素直さ、謙虚さがあればかなり伸びやすいと思います。
例えば、野球少年がイチローさんの野球教室に参加したとしましょう。
イチローさんが丁寧にわかりやすくバッティングのコツを教えてくれました。
でもその教えてもらったことを素直に実行する子と実行しない子が出ると思います。
まずは、ここの部分がとても大切なのです。
これがすべてではありませんが、かなり重要なポイントだと思います。
日曜日の夜に「ドラゴン桜」というドラマがありますが、そこでは「性格が悪いと東大には合格できない!」なんて、キツイ表現されていますが、結局このことと同じなのです。
プロや経験者の話に耳を傾け、それを素直に聞き入れる心を育てることがとても大切だと感じています。
もう一つ要因を上げるとしたら勉強の丁寧さです。
ただ、この丁寧さは方向性を間違うとまったく効果が出ませんので、敢えて筋の通った丁寧さと表現しておきましょう。
テストで得点が上がるようにするためにはできない問題をできる問題に変えなければなりません。そこでできなかった問題の見直しや解き直しをする必要が出てきます。
この部分の丁寧さはとても大切です。
このようなことがしっかり丁寧にできるお子さんは必ず伸びます。
勘違いしないでもらいたいのは、丁寧にノートにまとめるとかそういう丁寧さではありません。一見このようなタイプのお子さんは、頑張っているように思われがちですが、頭を使っておらず、ただきれいにノートを作っているというケースも少なくありません。
目的が「理解する」、「できるようになる」ということにフォーカスされているかどうかが大切なのです。
成績を伸ばしたいという人は、ぜひ「素直さ、謙虚さ、丁寧さ」を意識してもらいたいと思います。
では、今日はこのへんで。
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