新高1生に伝えたいこと

高校入試も終わり、結果は見事全員合格!

私たちもホッとしているところなのですが、高校生になる前にお伝えしておきたいことがあります。

当塾の生徒や卒塾生、保護者には毎年お伝えしていることですが、

高校の成績は高1の一学期がとても大切ということです。

その理由は、

人間は誰しも最初を基準に物事を考えて、その変化を感じます。

つまり最初のテストの得点や結果が基準になるので、それが良ければそれが基準になり、悪ければそれが基準になります。

そのようなことから高1一学期は良い結果を出す必要があるのです。

しかし、多くの生徒達が入試終了後にはあまり勉強しなくなります。目的が明確な生徒はこの中でもしっかり高校の準備をしてくれますが、残念ながらごく一部の生徒しかこのようにならないのも事実です。

特に気をつけていただきたいのが、特色選抜入試や推薦入試で合格をしたお子さんです。

滋賀県では特色選抜、推薦入試とも2月中旬に内定合格します。

そうなるとその後の生活が遊び中心になっている可能性が高いです。

せっかく今まで勉強を毎日頑張ってくれていたのに、その習慣が崩れてしまいます。

特色選抜で合格したお子さんは成績が優秀でないと合格を勝ち取ることができませんが、推薦のお子さんは内申が良いということで推薦を受けられていることがほとんどです。

内申も良く実力もあるお子さんだとそこまで心配はいりませんが、内申は良いけど実力テストや模試で思うように結果が出せていなかった人は要注意です。

このようなことからも常に目標を見失わず、先を見据えた行動が大切です。受験が終わり、遊び癖が抜けず切り替えができないで高校へ入学すると、すぐに授業についていけなくなります。高校生が授業についていけなくなるのは、高1の1学期・2学期(前期)、つまり入学して半年以内が多いのです。逆にそこをうまく乗り越えさえすれば、上位の位置をキープしやすくなり、また、充実した高校生活を送ることができるでしょう。どうかそのことを肝に銘じておいてください。

もし、高校入学後のテストで300人中10番の成績をとったとしましょう。君は嬉しいはずです。でも2回目のテストで300人中70番に下がってしまったらどんな気持ちになりますか?きっと「60番も下がってしまった。取り返そう。」こんな気持ちになるのではないでしょうか?だから頑張って3回目のテストでは20番になるかもしれません。

逆に、1回目のテストで300人中250番になったらどうでしょうか?当然「まずい」と感じると思います。その後、頑張って取り返そうとしたけど、次のテストが300人中240番にしかならず、3回目は280番だったらどうでしょう?

間違いなくこんな状態になれば、自信を失くし、やる気もなくなってしまうはずです。

このように最初のテストの結果を基準にものごとを考えるので、最初のテストが大切なのです。

良い循環になるためには、最初のテストで好成績をとることがとても大切です。

高校というのは、よく似た学力の生徒たちの集まりなので、頑張れば上位にも入れますし、サボれば下位になってしまうこともあるのです。

そのきっかけがまさしく高1の一学期にあるのです。

勉強というのは積み重ねていくものなので、やる気がなくなった人は簡単に克服できなくなってしまいます。高3になって一念発起しても相当な努力と時間がないと簡単には克服できません。

常に上位にいれば、推薦で大学進学できるかもしれません。就職するにしても良い就職先を紹介してもらえるかもしれません。

だからぜひ高1の1学期、2学期は特に頑張ってください。

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この記事を書いた人

堀畑 正浩のアバター 堀畑 正浩 個別指導志祐舎 塾長

長年大手製造業に勤務をしていたが、知人から塾業界に誘われ、塾業界の魅力に取りつかれ転身。未来ある子供たちと関われる塾の仕事が今では天職だと感じている。
某地元塾に8年間勤務し、2000年に独立し、志祐舎 中央教室を彦根市に開校。2015年には市内戸賀町に戸賀教室を開校し、現在に至る。塾歴は27年。

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