

2022年4月より、新たに「ことばの学校」コースをスタートさせます。
今回のブログでは、なぜ当塾がこのコースを新設するかの詳細を説明させていただきます。
私は塾業界に入って30余年経過しますが、多くのお子さんをお預かりしてきました。
その経験の中で、国語力のあるお子さんは最終的に成績が良く伸びてくれるという経験をしてきています。
なぜなら読解力というものは、すべての教科の土台になっており、その力がないと問題が読み取れなかったり、文章題の立式ができなかったりするからです。
例えば、数学や算数の文章題が苦手なお子さんは多いです。
計算はとても得意なのに文章題になると急に解けなくなるお子さんもいます。
最近は理科や社会での記述問題も多く、これらも読解力の弱いお子さんは苦手ということが多いです。
問題の意味が読み取れずに不正解になったけれど、意味を説明してあげるとスムーズに解けるようになるということも少なくないです。
このように読解力をつけることはとても重要なことなのですが、多くのお子さんは国語の勉強をあまりしません。
この理由は、国語の勉強のしかたがよくわからないというのも一つですが、普段使っている言葉なので、勉強をしなくてもある程度はできてしまうというのもあるようです。
先程から読解力と言っていますが、その土台になるのが語彙力です。
語彙力つまり言葉や意味を知らないと文章が読み取れないということに繋がってしまいます。
ではその語彙力はどのように育つのでしょうか。
家族をはじめ人との会話も一つです。ただ、核家族化が進んでいる現在ではこの会話も少なくなってしまっているかもしれません。
多世代家族だとおじいさんやおばあさんから多くの知識や言葉を聞くことも多いので、語彙力がつきやすいのです。
その他には読書や文章を書くということも語彙力を育てることに繋がります。
ただ、昔のように日記や手紙を書くということも少なくなってしまっている現在では、文章を書く機会自体が少なくなっています。最近のお子さんは漢字を書かないお子さんが凄く多くなったという印象を持っています。
実際書くという必要性が低くなっているので、当然と言えば当然です。
仮に書くことがある程度多いとしても知らない言葉は使わないので、やはり言葉を知るということが重要です。
このようなことを考えると子供たちに読書の機会を与えることはとても重要なことだと思います。
単に語彙力や読解力をつける目的だけではなく、感性や感受性を育てることにも繋がります。
読書がもし習慣にできたとしてら一生の財産となります。
常に新しい知識をアップデートできる人生になれるわけですから良いに決まっています。
成功者と言われるような人物は必ず読書をされます。読書をすれば成功者になれるとは限りませんが、成功者で読書をされない方がほとんどいないのも事実です。
名作や良書と言われる文章をたくさん読み、楽しみ、感動し、そして語彙力や読解力をつけられたら最高だと思っています。
子供たちの未来のためにもこの取り組みをしていきたいです。
多くの保護者の方にわかってもらえるように発信をしていきます。
そして多くの子供たちが楽しく読書をしてくれることを願っています。
彦根中央中、彦根南中、彦根東中、彦根西中、彦根中、多賀中エリアにお住いの小中学生のみなさん及び保護者の方、当塾にご興味ある方は、お気軽にお問い合わせください。